福山のバラ酵母使ったワインがリニューアル 「とげない柔らかな味」

菅野みゆき
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 【広島】福山市の花であるバラから採取した酵母菌を使って醸造した赤ワイン「ローズマインド」が、市内の百貨店などで販売されている。ぬまくま夢工房(福山市御船町1丁目)が企画し、世羅町産のブドウ「マスカット・ベリーA」を使って2016年から製造している。

 酵母は福山市で栽培されたミスターリンカーンという品種のバラから福山大(同市学園町)が取り出したもので、世羅町のせらワイナリーが仕込んでいる。当初は「さんぞうの赤」と名付けて販売し、18年に「備後ワイン」に改名していた。

 今回はこれまで半年ほどだった熟成期間を、タンクで1年、瓶で5カ月の計17カ月に延ばし、イチゴのような香りとまろやかな味わいに仕上げた。名称も25年開催予定の「世界バラ会議福山大会」にちなんで「ローズマインド」と変更した。

 ぬまくま夢工房の中島基晴社長(54)は「バラ酵母を使っているが、とげのない柔らかな酸味と渋みが感じられます」と話した。

 500ミリリットル。1430円。問い合わせは同工房(084・922・4870)。(菅野みゆき)