米英豪「ゲームチェンジャー」極超音速兵器を共同開発へ 中ロが先行

有料会員記事ウクライナ情勢

ワシントン=園田耕司
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 バイデン米大統領、英国のジョンソン首相、豪州のモリソン首相は5日、声明を発表し、米英豪の安全保障協力の枠組み「AUKUS(オーカス)」を通じ、極超音速兵器を共同開発することを明らかにした。極超音速兵器をめぐっては、中国とロシアが先行している。米英豪は3カ国の緊密な連携のもと、極超音速兵器の開発を加速させたい考えだ。

 米ホワイトハウスによると、米英豪首脳は5日、「極超音速兵器や極超音速兵器を迎撃する兵器、電子戦能力に関し、3カ国協力を開始する」と発表。ほかにも情報共有を拡大し、防衛装備品の技術革新をめぐる協力を深化させる。米英豪首脳はまた、「自由で開かれたインド太平洋への関与」を改めて確認。ロシアのウクライナ侵攻についても非難した。

 極超音速兵器は音速の5倍(マッハ5)以上で飛び、操縦可能だ。迎撃は極めて難しく、軍事専門家の間では戦争の形態を変える「ゲームチェンジャー」とも呼ばれている。米中ロがしのぎを削って開発競争を繰り広げる中、中ロが技術面で先行。中国が昨夏に行った核搭載可能な極超音速兵器の実験をめぐり、米制服組トップのミリー統合参謀本部議長は、旧ソ連人工衛星を人類史上初めて打ち上げた「スプートニク・ショック」の衝撃を例に出したこともある。ロシアもウクライナ侵攻をめぐり、極超音速兵器を使用した。

 一方、米国も極超音速兵器の…

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