弁当店の女性殺害容疑、上階の59歳男を逮捕 「金奪おうと」 大阪

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 大阪市淀川区三津屋中3丁目の建物2階の居室で4日朝、1階の弁当店で働くベトナム国籍の女性の遺体が見つかった事件で、大阪府警は6日、この部屋に住む運送会社員の山口利家(としや)容疑者(59)を強盗殺人と死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。山口容疑者は、「金を奪おうと思ったが、抵抗されたので殺した」と容疑を認めているという。

 女性は弁当店アルバイトのボ・ティ・レ・クインさん(31)=同市西淀川区花川1丁目。捜査1課によると、逮捕容疑は3日午前8時35分~10時50分ごろ、金を奪おうとクインさんを自室に誘い込み、背後から腕で首を絞めて殺害し、かばんを強奪。遺体を室内に遺棄したというもの。

 同課によると、遺体を布団圧縮袋に入れ、テレビ台の後ろに隠していたという。府警が遺体を見つけたのは4日朝だった。

 山口容疑者は3日夜、自室で首から血を流して倒れているのを府警の捜査員らに発見され、入院した。府警は、退院を待って6日に逮捕した。山口容疑者は一人暮らしで、「生活が苦しくなり、弁当屋の店員さんを襲って金を奪ってやろうと思った」と供述しているという。

 自室に連れ込んだクインさんに「手持ちの金を貸してくれへんか」と頼んだが「大声で騒がれた」などと説明し、「殺したことはいずればれると思い、包丁で自分の首を切って死のうと思った」と供述しているという。