のれん守った先代、自宅は捨石に 「寿司は永遠なり」意志引き継ぐ

有料記事

聞き手・鎌田悠
[PR]

おやじのせなか

 私は、東京・築地で1924(大正13)年に創業した江戸前寿司(すし)店「築地玉寿司」の4代目です。現在は首都圏を中心に、札幌や名古屋も含めて31店舗を展開しています。

「おやじのせなか」は著名人の方に父親との思い出を語っていただく連載です。

 32歳のとき、先代の父から経営を引き継ぎましたが、当初は倒産も覚悟しました。

 子どものころから、父やその先代だった祖母と築地の市場や店を回ることがあり、漠然と家業を継ぐことを意識していました。大学卒業後に、最先端の飲食ビジネスを学ぼうと米国に渡り、3年間専門課程で学びました。意気揚々と帰国し、27歳で玉寿司に入社しました。

 「実は玉寿司には年商の1・4倍の負債があります」

 あるとき、財務担当者からこ…

この続きは朝日新聞デジタル会員限定です。残り665文字

1カ月間無料の「お試し体験」で記事の続きを読んでみませんか?

  • 会員限定の有料記事が読める!

  • 多彩なコメンテーターがニュースを深堀り

  • いま話題の最新ニュースもメールでお届け

1カ月間無料 お試し体験

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

すでに有料会員の方はログインして続きを読む
【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント