和歌の名手・西行ゆかりのサクラが衰弱 「地域の宝」立ち上がる住民

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小野智美
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 【栃木】歌人・西行(1118~90)ゆかりの「西行桜」として親しまれ、大田原市天然記念物でもある光丸山(こうまるさん)法輪寺(ほうりんじ)のシダレザクラの木の衰弱が進んでいる。樹勢を回復させるため費用を集めようと、地域の人々が2月から、募金などの活動を始めた。「地域の宝を守りたい」という思いからだ。

 「盛りには などか若葉は今とても 心ひかるる糸桜かな」――。平安時代後期、東北への旅の途中に西行が寺に立ち寄り、境内のシダレザクラを見て詠んだと伝えられている和歌だ。

 寺などによると、西行が当時見た木から出た芽が成長したとされるのが、このシダレザクラ。樹齢400年以上とみられるという。

 以前は満開の花を咲かせてい…

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