コウノトリのヒナすくすく 親鳥は巣を離れず 自然の摂理の厳しさも

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根岸敦生
【動画】渡良瀬遊水地のコウノトリ、ヒナがすくすくと成長=根岸敦生撮影
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 栃木、茨城、埼玉、群馬の4県に広がる渡良瀬遊水地で暮らすコウノトリの「ひかる」(雄6歳)と「レイ」(雌3歳)のペアの間に生まれたヒナ2羽が巣の上で確認できるくらいにすくすくと育っている。

 栃木県小山市下生井の人工巣塔では、3月29日から親鳥が餌を与える姿が見られ始め、市は卵が孵化(ふか)したと発表していた。今年は巣の縁が高く、ヒナの姿がなかなか観察できなかった。

 遊水地では食物連鎖の頂点にいるコウノトリだが、小さなヒナは別。トンビやカラスなどの天敵がいる。子育ての間は親鳥は巣を離れず、ヒナの面倒を見ている。トンビなどが上空にいると、親鳥はヒナをかばうように伏せたり、巣の上で仁王立ちしたりしている。

 最初は巣の中で何かが動いているようにしか見えなかったヒナは、頭やくちばしがはっきり見えるようになった。5日までは、親鳥は巣の上で伏していることが多かったが、穏やかな天気だった6日は、巣の中で立ってヒナの様子を見守るようになった。それでも日没近くになると、ヒナを温めるように伏せていた。

 同時に、自然繁殖ならではの現実もあった。

 5日昼、レイがヒナを間引く…

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