沖縄・玉城知事、コロナ「第7波に突入」 重点措置の要請検討も
沖縄県の玉城デニー知事は7日、記者会見を開き、新型コロナウイルスの県内の感染状況について「第7波に突入したものと認識せざるを得ない」と述べた。今後も感染拡大が続けば、まん延防止等重点措置の要請を含む強い措置を検討していくという。
沖縄県内の7日の新規感染者数は1355人で、3日連続で1千人を超えた。県の集計によると、病床使用率は38・1%(7日時点)で、1週間前から約15ポイント上昇した。直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は513・36人(6日時点)で、全国最多が続いている。
増加の要因について、玉城知事は、オミクロン株の別系統でより感染力が強いとされる「BA.2」への置き換わりが急速に進んだことをあげた。県内の新規感染者の抽出検査で、「BA.2」の割合は4月の第一週時に35・4%となり、前週の2倍となった。
玉城知事は「全ての年代で増加傾向にある。残念ながら5月の連休は、外出などの自粛をせざるを得なくなるかもしれない」と話した。(光墨祥吾)
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- 【視点】
北海道や九州南部などもリバウンドの傾向が顕著になってきているようです。「第7波」が全国的に広がっていった場合、玉城知事のコメントにあるように、5月の大型連休を直撃する可能性があるかもしれません。今回のケースでは、どんな場合にどの程度の対応を
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