熊本アサリ、高値で落札 2カ月ぶり入札会、漁連「安心して買って」

長妻昭明
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 外国産アサリが「熊本県産」として出回っていた問題で、熊本県漁連は7日、出荷停止していた県産アサリの入札会を約2カ月ぶりに熊本市で開いた。落札価格は非公表だが、参加した5漁協が出品したアサリは全て高値で落札されたという。

 この日の入札会には、漁が解禁される12日から18日までの1週間に採れる見込みの厚さ13ミリ以上のアサリ計約6900キロを、荒尾、海路口、網田、住吉、川口の5漁協が出品。県漁連が指定する県内外の7社が入札に参加し、全て落札された。落札価格について、県漁連の藤森隆美会長は「高かった。市場価格はいつもより2、3割上がる」と明かした。

 漁協が採ったアサリは6月まで、イオン九州やイズミ、鶴屋百貨店など県が認証する県内の93店舗だけで販売。早ければ14日に店頭にアサリが並ぶ。6月以降はQRコードで産地証明書をすぐに確認できるデジタル化に取り組み、県外でも販売を再開する予定。

 藤森会長は「高い価格で落札していただいた。県漁連が出荷するアサリは全て県産なので、県漁連のマークが入っているアサリを安心して買ってほしい」と話した。(長妻昭明)