アプリへ誘導、こっそり「恥ずかしい姿」を録画…性的脅迫の手口とは

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富永鈴香
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 元交際相手やインターネットで知り合った人によって、自身の性的な画像や動画がネット上に流出する被害が増えている。加害者に渡った画像やデータを取り返すことはほぼ不可能だとして、京都府警などは警鐘を鳴らしている。

やりとりを続けているうちに事態が悪化

 「恥ずかしい姿を見せ合いませんか」

 こんな誘い文句を発端にして金銭を要求されたという被害相談が近年、目立ってきている。

 セックス(性的)とエクストーション(ゆすり)を合わせた造語で「セクストーション(性的脅迫)」と呼ばれる。

 情報セキュリティー対策などに取り組む独立行政法人情報処理推進機構」(IPA)の担当者によると、手口の一例はこうだ。

 出会い系サービスで知り合った人物に誘惑され、ビデオ通話などで互いの裸など恥ずかしい姿を見せ合うことに。

 すると、相手はこう提案してくる。

 「ここでわいせつなやりとり…

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