ブリンケン米国務長官は7日、訪問先のブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)外相会議を終えて記者会見した。ブリンケン氏は、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊での民間人の被害に触れ、「まさに今も、ロシア兵がさらなる残虐行為をしていると考えなければならない」と訴えた。
ブリンケン氏は会見で、410人の遺体が見つかったとされるブチャなどでの住民の証言を次々と紹介し、ロシア軍が民間人にいかに残虐な仕打ちをしたのかを強調。「レイプ、殺人、拷問があったという信頼できる報告が毎日寄せられている」と述べた。ブチャのように占領された町は他にもあり、さらに多くの地域が今もロシア軍に支配されているとして、各国が一致してロシアの責任を追及する必要性を訴えた。
ブリンケン氏は、こうした残…
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