ケネディ元駐日大使、AUKUSは「野心的なパートナーシップ」

ワシントン=園田耕司
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 米国の駐豪州大使に指名されたケネディ元大統領の長女で駐日大使を務めたキャロライン・ケネディ氏は7日、米上院外交委員会の指名公聴会に出席した。米英豪の安全保障協力の枠組み「AUKUS(オーカス)」を「野心的な21世紀のパートナーシップ」と呼び、自身が大使に就任すればAUKUSの発展に尽力する考えを強調した。上院の承認を経て正式に就任が決まる。

 ケネディ氏は公聴会で、日米豪印4カ国の戦略対話「クアッド」について、「インド太平洋地域における最も重要な外交イニシアチブ」と指摘。豪州を「重要なパートナー」と呼び、「米国は日本やインドとともに、『自由で開かれたインド太平洋』を促進する」と語った。

 軍事活動を活発化させる中国に関しては、「私が駐日大使当時も緊張は高まっていた。豪州は中国から経済的な圧力を受けている」と指摘。米国は同盟国と連携を強化し、中国に対する抑止力を高める必要があるとの認識を示した。(ワシントン=園田耕司