食品ロスから価値ある食品 サーキュラーフード目指すコオロギ研究者

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 食品ロスを付加価値の高い新たな食品へ。そんな循環づくりを目指すのは、食用コオロギを養殖するベンチャー企業の最高経営責任者で、コオロギ研究者の渡辺崇人さん(37)だ。

 まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」。世界の年間食料援助の1・4倍にあたる年570万トンが日本で発生する。その無駄を資源として循環させる食品を「サーキュラーフード」と呼び、社会に定着させることを目指す。

 コオロギの発生を研究する生物学者だが、「昆虫が環境負荷の低い未来のたんぱく源になる」と食用コオロギの養殖から商品化まで一貫生産するベンチャーを2019年に起業した。ここから、循環型食品のアイデアが生まれた。

 コオロギのエサは、小麦ふす…

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