SNSのシンデレラ 母が残した言葉と真っ白なフリースに重ねる夢

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 昨年10月、米国の女子アイスホッケーチーム、コネティカット・ホエールの入団テスト合宿に、28歳の佐藤つば冴(さ)は参加していた。

 チャンスは3回。2回の練習と1回の試合だった。

 「普段通りの動きが出来ていなかったっていうのもあるし、あとは自分が思い描いていたプレーが出来ていなかった。これ、本当に大丈夫かなっていう不安と心配しかなかったですね」

 相手に走り負けない走力と、ゴールへの嗅覚(きゅうかく)。自信を持つ長所を消された。

 「プレッシャーの違いだったりとか、あとは身体も向こうの選手は大きいので当たり負けしやすかった」

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 契約には至らなかった。

 女子の世界最高峰と呼ばれる北米プロリーグ、NWHL(現PHF)。ホエールはそのチームの一つだ。

 NWHLでプロ契約をしたのはこれまで、日本代表GKの藤本那菜だけ。そんな中でFWの佐藤は昨年7月、ホエールから国際ドラフト指名を受けた。「自分でも驚きだった」という。

 日本代表に名を連ねたことは…

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