核兵器が殺したロシア人 「プーチン氏来るべきだ」大使は声を上げた
福冨旅史
「プーチン大統領は狂気の沙汰だ」。広島市中区の広島平和記念資料館。薄暗い展示室で、スーツ姿の男性は両手を挙げて憤りをあらわにした。
男性の視線の先には1枚の家族写真が展示されている。77年前、広島に投下された原爆で亡くなったロシア人の家族だ。
この男性は東欧ルーマニアのオビディウ・ドランガ駐日大使(55)だ。
ルーマニアはウクライナと国…
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