第36回ロシア、ウクライナ東部で攻勢 「戦闘が村に」西部へ殺到する避難者

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 ウクライナに侵攻するロシア軍が、東部ドネツク州、ルハンスク州などで攻勢を強め、新たに避難する住民が増えている。ウクライナのベレシュチュク副首相も6日、両州の住民に避難を呼びかけた。比較的安全なウクライナ西部に、避難者が殺到しつつある。

 6日午後、西部リビウにある「コーディネートセンター」には避難者たちが次々と訪れ、受付の職員が休みなく応対に追われていた。避難者の多くは幼い子どもやお年寄り、女性たちで、皆大きな荷物を抱えていた。

 地元自治体の職員で、センターのボランティア長も務めるオルハ・スポダレクさん(25)は、「新たに訪れる避難者の大半がルハンスク、ドネツク、(両州と隣接する)ハルキウの3州から逃げてきている」と説明する。

「ウクライナは、戦い続ける」

 センターは、ロシアによる侵攻が始まった翌日、2月25日にリビウ州当局などが開設した。訪れた避難者に食事やコーヒー、衣服や医療品を無償で提供する。宿泊もできるように簡素な2段ベッドを100台以上準備しているが、ここでの滞在は短ければ数時間、長くても数日だ。その間に学校などの開いた避難所や借り上げアパートなど避難者が中長期的に暮らせる場所をセンターが提案し、避難者を連れていく。

 スポダレクさんによると、避…

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