JR宇都宮線で高校生殴り、土下座させた罪で男を起訴 検察官も脅す

石原剛文
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 JR宇都宮線の車内で男子高校生を殴るなどして重傷を負わせたとして、宇都宮地検栃木支部は8日、宇都宮市の飲食店従業員、宮本一馬容疑者(28)を傷害、強要、公務執行妨害の罪で宇都宮地裁栃木支部に起訴した。地検は今月5日まで宮本容疑者を約2カ月間鑑定留置し、刑事責任を問えると判断した。

 起訴状などによると、宮本容疑者は1月23日正午すぎ、栃木県内を走行中だったJR宇都宮線の車内で加熱式たばこを吸ったり優先席に寝そべったりした際、注意してきた男子高校生を土下座させて顔をけるなどして、約6カ月の大けがを負わせたとされる。

 また2月、取り調べ中の検察官に対し「俺、電車の中でも暴れるやつだから」「ボコボコにするぞ」などと脅迫したとされる。(石原剛文)

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