香港のデモは「政府への攻撃」 強硬派の次期長官候補が初の会見

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香港=奥寺淳
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 次の香港政府トップを決める行政長官選に立候補した警察出身の李家超(ジョン・リー)氏が9日、出馬表明後初めて会見した。2019年の市民による反政府デモは「政府への攻撃だった」と述べ、デモ参加者に催涙弾を使って多数の若者らを逮捕した手法は有効だったとの認識を示した。

 香港政府ナンバー2の政務長官だった李氏は、治安機関トップとして民主活動家らを取り締まり、中国共産党に批判的な香港紙「リンゴ日報」を廃刊に追い込んだ強硬派として知られる。中国政府に評価され、昨年6月に政務長官に抜擢(ばってき)され、5月8日に行われる行政長官選に出馬するため今月6日に政務長官を辞任。中国政府が唯一認めた候補で、当選が確実視されている。

 李氏は会見で、19年の逃亡犯条例改正案をめぐる反政府デモについて、「一部の者が香港独立を目指し、外部勢力が火に油を注いで政治的な利益を得ようとしたのは明らかだ」と主張し、香港政府への攻撃だったと強調。「自分のことを強硬派という人もいるが、状況に応じて必要で有効な手段をとった」と述べた。

 さらに李氏は、行政長官に当…

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