四万十川の大空にこいのぼり500匹 全国に元気を

笠原雅俊
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 こどもの日を前に、高知県四万十町十川の清流・四万十川の空に9日、約500匹のこいのぼりが元気よく泳ぎ始めた。全国に広まった「こいのぼりの川渡し」の発祥の地で、主催する十川体育会のメンバーら約30人が取り付けた。

 子どもたちが成長して使われなくなったこいのぼりの再生と地域活性化を兼ねて1974年に始まった。こいのぼりが傷み、一時は存続が危ぶまれたが、全国から寄せられたこいのぼりを活用して毎年続けている。しかし、新型コロナウイルスの影響で昨年は中止となり、2年ぶりにこいのぼりが大空に戻ってきた。

 澄んだ青空が広がったこの日、四万十川の両岸に長さ約650メートルのワイヤ2本を渡し、色別に分けたこいのぼりを取り付けた。春風を浴びて動く5~12メートルのこいのぼりが新緑の山々に映える。

 約15年会長を務め今春、交代した十川体育会の前会長の松元昭夫さん(70)は「昨年は中止になって寂しかった。今年は子どもたちの明るい笑顔を見たくて、こいのぼりを再開した。勢いよく泳ぐこいのぼりでコロナを吹き飛ばして日本中に元気を届けたい」と話している。5月7日まで。(笠原雅俊)

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