欧州首脳、続々キーウへ「自由のため支援」 各地へミサイル攻撃続く

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パリ=金成隆一 西村宏治
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 ロシア軍の侵攻が続くウクライナの首都キーウ(キエフ)を9日、英国のジョンソン首相が訪れ、装甲車ミサイルなどの追加支援を発表した。スロバキアの首相や欧州連合(EU)の行政トップも8日にキーウを訪れるなど、欧米諸国のウクライナ支援の動きが活発化している。一方でウクライナでは10日にかけても戦闘が続き、民間人の犠牲者も増え続けている。

 キーウでウクライナのゼレンスキー大統領と会談したジョンソン首相は「英国はこの悲劇を終わらせ、ウクライナが自由で主権ある国家として存続して繁栄するために、軍事支援と経済支援を強化する」との声明を出した。

英は「ハープーン」提供へ

 英国は8日に対空ミサイルや…

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    石合力
    (朝日新聞編集委員=国際関係、外交)
    2022年4月11日15時55分 投稿
    【視点】

     ジョンソン英首相や欧州連合(EU)などの首脳、幹部がウクライナの首都キーフ(キエフ)を相次いで訪問しているのは、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐって、同国のゼレンスキー大統領やウクライナ国民への連帯を示す行為だ。ロシアがキーウ攻略を断念す

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