紀子さま、結核療養に関する展示を見学 東京・清瀬

多田晃子
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 秋篠宮妃紀子さまは11日、東京都清瀬市の市郷土博物館を訪れ、「テーマ展示『結核療養と清瀬』」を見学した。紀子さまは結核予防会の総裁を務めている。

 展示では、結核療養を目的に1931年、当時の清瀬村に東京府立清瀬病院が開設された経緯のほか、周囲に十数カ所の結核療養所などが誕生し「病院街」が形成された様子などを資料や写真パネルで紹介。紀子さまは関連資料を熱心に見ながら「貴重な資料が市民から寄せられて」と感心しつつ、「まちの歴史をそういう形で私たちが学んだり知ることができるんですね」などと話していた。

 その後、都立清瀬小児病院跡地のアカマツ保全林地や、結核予防会結核研究所も訪問した。(多田晃子)

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