「兄弟政党」賃上げ法案で復縁は 立憲と国民、今国会初の共同提出

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神沢和敬
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 立憲民主党国民民主党は11日、保育士らの賃金を上げる法案を衆院に提出した。両党は当初予算案の対応で異なる態度を取るなど溝が深まるばかりで、法案を共同で提出するのは今国会で初めて。旧民主党が源流の「兄弟政党」(立憲・泉健太代表)が、参院選を前に「復縁」するきっかけとなるか。

 共同提出は立憲側が呼びかけた。法案では、保育士や幼稚園教諭約120万人を対象に月1万円の賃上げを求めており、予算規模は1438億円。政府は賃金を月9千円引き上げることを決めているが、全産業平均より約8万円ほど安いうえ、認可外保育施設や病児保育の職員らは含まれておらず、立憲側は「不十分」と主張してきた。

 立憲の山井和則厚生労働部会長は提出後、記者団に「今後もチャンスがあれば共同提出できたらいい」と笑顔を見せた。党内では国民民主との参院選での協力を念頭に「これ、すごい話だと思う。両党の距離が近づくようにがんばりたい」(立憲関係者)と歓迎ムードも広がる。

 ただ、国民民主の反応は冷や…

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