ロシア軍、数日内に北東部で攻撃強化か 東部一帯で強まる警戒感

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佐藤達弥、パリ=西村宏治
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 ロシアの侵攻を受けるウクライナの軍参謀本部は11日、ロシア軍が数日以内に北東部での攻撃を強めるおそれがあるとの見解を明らかにした。南東部マリウポリの完全支配ももくろんでいるとし、東部一帯で警戒感を強めている。一方、ロシア軍が近郊から撤退した首都キーウ(キエフ)には欧州から要人が次々と訪れており、支援を表明する動きが活発化している。

 同参謀本部のSNSによると、ロシア軍は北東部で攻撃的な部隊を編成している。ロシア国内で兵員を訓練して武器と共にウクライナに送り込む動きもあるという。北東部にはウクライナ第2の都市ハルキウがあり、ロシア軍が部分的な包囲と砲撃を継続している。

 ハルキウ州の地元当局者は11日、過去24時間の間にロシア軍の砲撃で7歳の子ども1人を含む11人が死亡、14人がけがをしたと明らかにした。州当局によると、東部ドネツク州との境に近い都市イジュームの近郊で、激しい地上戦が起きているという。

 ロシア軍が包囲するマリウポリでも激戦が続く。同参謀本部は10日、「ロシア軍がマリウポリの完全支配を確立しようとしている」と発表した。ゼレンスキー大統領は11日、韓国の国会でのオンライン演説で、「何万人もの人が亡くなった」との見解を示した。

 ゼレンスキー氏は10日に配…

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