自民公認の元都議を書類送検 都議選の選挙ポスターに虚偽記載容疑

高嶋将之、山口啓太
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 昨年7月投開票の東京都議会議員選挙でうその情報を選挙用ポスターなどに記載したとして、警視庁が、目黒区選挙区から立候補し落選した鈴木隆道・元都議(71)=自民党公認=を公職選挙法違反(虚偽事項公表)容疑で東京地検に書類送検していたことが、関係者への取材でわかった。送検は5日付。

 関係者によると、鈴木元都議は同選挙区でほかにも自民党公認の候補者が1人いるにもかかわらず、区内に掲示した選挙用ポスターや選挙公報に「自民党目黒唯一の候補者!」との虚偽の記載をした疑いがある。

 鈴木元都議は朝日新聞の取材に、「自民党目黒総支部と一緒に考えたポスター。目黒総支部が都連に対して公認申請を出した唯一の候補者が私だった。問題ないと思っていた」と話した。もう一人の自民公認候補は総支部の申請がなかったが、都連が公認したという。

 都議選で鈴木元都議は1万3509票を集めたが落選。もう一人の自民公認候補も落選した。(高嶋将之、山口啓太)