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　2022年度後期のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」の追加キャストが4月12日、発表された。ともに朝ドラ初出演となる俳優の赤楚衛二と山下美月（乃木坂46）が、主人公・岩倉舞（福原遥）の幼なじみを演じるほか、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹も、経験豊富なベテラン俳優らとともに共演者として脇を固める。

　赤楚が演じる梅津貴司は、岩倉家の隣のお好み焼き屋の息子。詩に関心を寄せる心優しい好青年で、舞と同い年という設定だ。赤楚は「貴司はセンシティブで自分の世界を持っています。夢に向かって生きる舞の幼なじみとして、肩ひじ張らずに背中を押してあげられる存在になれたらいいなと思っています」とコメントした。

　一方の山下は、舞の同級生で親友の望月久留美を演じる。父子家庭で経済的に貧しい子ども時代を過ごした久留美は、ひたむきに空への夢を追う舞とは対照的に、堅実な道を目指す。山下は「久留美と一緒に私自身も成長し、皆さんに前向きで温かい風をお届けできるよう全力で演じさせていただきます」と意気込む。

　ドラマの舞台は、ものづくりの街で知られる大阪府東大阪市と、自然豊かな長崎の五島列島。主人公たちを支える街の人々として、さらに9人の新キャストが決まった。

　岩倉家の暮らす、笑いと人情…