縁結び、3市一緒に支えます 萩・長門・美祢が婚活支援で連携

大藤道矢
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 【山口】結婚の「ご縁」をトリオでサポート――。萩、長門、美祢の3市は共同で婚活支援事業を実施することを決めた。人口減少や少子化の解消につなげるための「GO―EN(ごえん)プロジェクト」を7月から始動。広域連携による取り組みは県内初となる。

 3市は7月に、それぞれ相談窓口「GO―ENセンター」を開設する。対面やWEBによる相談に応じるほか、出会いをつくり出すための婚活イベントやスキルアップセミナーを計11回計画している。婚活に役立つ情報を発信するメールマガジンも週に1回程度配信する予定だ。

 萩市は、2008年度から市結婚相談所を開設して、これまで41組が成婚に至った。ただ、利用者から「登録する会員がなかなか増えない」という声が上がり、「どのイベントに出ても同じ顔ぶれ」「知人に会うことがある」との不満も聞かれた。一方で、長門、美祢の両市に相談所はなかった。今回、3市が共同で取り組むことによって、対象エリアが広がり、会員数の増加と多くの出会いが期待される。

 3市は6日、プロジェクト実行委員会を設立し、役員や事業計画を決定した。GO―ENセンターの会員要件は、3市に在住、もしくは結婚後に3市に住む意思のある人で、20歳以上の独身者であれば年齢制限はない。会員登録料は2千円だが、今年度は無料にする。4月中旬から募集を始める予定で、150人の登録を目標にしている。

 委員会の設立総会後の会見で田中文夫・萩市長は「3市が連携して、出会いから成婚まできめ細かなサポートをしていきたい」と新たな取り組みに意欲を示した。江原達也・長門市長は「広域事業が新しい出会いにつながることを期待している」、篠田洋司・美祢市長は「結婚後も3市に残って暮らすことにつながり、意義があると思う」と話した。(大藤道矢)