なぜ今ごろ? プーチン氏非難声明の山下氏「早く出すべきだった」

有料会員記事

塩谷耕吾
[PR]

 日本オリンピック委員会(JOC)会長で、全日本柔道連盟全柔連)会長の山下泰裕氏(64)が12日、ウクライナ侵攻や大量虐殺を疑われる行為を指揮するロシア・プーチン大統領について、「大きく変わってしまった。まるで別人」と話した。

 山下氏はプーチン氏と20年以上の親交があり、2014年にロシアであった柔道の世界選手権を並んで観戦。その際には、日本政府のメッセージをプーチン氏に伝える「パイプ役」も務めていた。

 今年2月下旬にロシアがウクライナに侵攻して以来、山下氏はプーチン氏について「皆が思っているほど親しいわけではない」と話すにとどめ、沈黙を守っていた。ただ、11日にプーチン氏の行為について「柔道の精神、目的に完全に反する。まったく容認できない」と非難する声明を出していた。

 なぜ、このタイミングになったのか。

 山下氏は、国際政治は専門外…

この記事は有料会員記事です。残り542文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    中小路徹
    (朝日新聞編集委員=スポーツと社会)
    2022年4月13日15時7分 投稿
    【視点】

    プーチン非難が遅まきながらのタイミングになった山下会長の説明を読むと、改めて日本のスポーツ界の視野の狭さを思わされます。  スポーツ人は自身の専門であるスポーツのことを語っていればいい。そんな固定観念と先入観は、スポーツが社会とのつながり