世界のコロナ感染者5億人に、2カ月で1億人増 中国は都市閉鎖続く
新型コロナウイルスの世界の感染者が、米ジョンズ・ホプキンス大の日本時間13日時点の集計で累計5億人を超えた。今年2月9日に4億人を記録した後、約2カ月で1億人増えたことになる。オミクロン株の感染拡大のペースは落ちたものの、世界各地で感染者はなお増加している。
世界の感染者数は今年1月7日に3億人を記録。毎日200万~300万人とかつてないペースで感染者が急増し、約1カ月後には4億人を超えた。その後、欧州などでは感染のピークは過ぎたとみられているが、世界では4月初旬でも連日100万人を超える感染者が出ていた。13日時点での累計感染者数は、米国で約8千万人、インドで約4300万人、英国やドイツ、フランスでも、それぞれ2千万人を超えている。
欧米などはワクチンや治療薬の普及を背景に、ワクチン接種証明の提示やマスク着用といった行動規制を緩和するなどして「ウィズコロナ」社会を模索する。一方、中国は「ゼロコロナ」を目指して厳しい規制を敷いているが、最大の経済都市である上海市で新型コロナの感染が拡大し、都市封鎖(ロックダウン)が継続している。(平賀拓哉)
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