逆境に負けない強さが彼女にはある 不明筑波大生の友人が語る素顔

有料記事

西崎啓太朗
[PR]

 筑波大学からフランス東部のブザンソンに留学していた黒崎愛海(なるみ)さん(当時21)が2016年12月から行方不明になっている事件で、ブザンソンの裁判所は12日、殺人罪に問われたチリ人の元交際相手ニコラス・セペダ・コントレラス被告(31)に禁錮28年を言い渡した。

 「フランスでは、すごく重い事件だと受け止められた。愛海ちゃんはまだ見つかっていないが、証拠が豊富とは言えない中、この判決は大きい」

 黒崎さんの友人で、筑波大大学院生の女性(29)は13日、話した。

 女性は大学4年のとき、2学年下の黒崎さんと知り合った。同じアルバイトをしたのがきっかけだった。

 当時、黒崎さんは筑波大に留学中だったセペダ被告と交際していた。女性にも外国人のパートナーがいて、黒崎さんとの会話は弾んだ。

 黒崎さんを自宅アパートに呼び、ふたりで食事をすることもあった。

 黒崎さんは「国際的に活躍で…

この記事は有料記事です。残り667文字有料会員になると続きをお読みいただけます。