JR北海道が札幌の社宅用地を再開発 賃貸マンション建設へ

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新田哲史
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 JR北海道は13日、JR桑園駅近くの社宅を取り壊し、賃貸・分譲マンションと商業施設を建てる計画を発表した。今後10年で札幌圏を中心に道内に賃貸マンションを10棟以上建てる目標も明らかにした。人口減とコロナ禍で鉄道事業の収入は減っており、資産を有効活用して収益を支える。

 現在、桑園駅近くの隣接3区画(敷地面積計1万1600平方メートル)に計7棟の社宅がある。ミサワホームなどと組み、ここに分譲マンション2棟(計約100戸)、賃貸マンション2棟(計約75戸)、商業施設併設の賃貸マンション1棟(約50戸)を建てる。開業は賃貸マンション2棟が23年度末で、それ以外は27年度以降の予定だ。まもなく一部の社宅の撤去を始める。

 JRは一般向け賃貸マンショ…

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