秋田・湯沢市で菅前首相の胸像計画 市議が寄付、公選法違反の可能性

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 秋田県湯沢市の住民団体が菅義偉前首相の胸像を建てようとしている計画を巡り、今年1月から3月末にかけて、同市議3人が寄付していたことがわかった。県選挙管理委員会は、政治家による選挙区内の寄付を禁じた公職選挙法に違反する可能性があるとしている。

 団体の代表を務める斉藤光喜・元湯沢市長らによると、胸像の計画が出た4年ほど前から寄付を募り始めた。菅氏の首相就任を受けて中断していたが今年1月に再開し、これまでに2千万円以上が集まっている。

 寄付は1口1万円で、現職の市議1人が5万円、2人が1万円をそれぞれ寄付していたことが今月、判明。斉藤元市長は「気持ちはありがたいが、ルールに抵触する恐れがあるのであれば返金の作業を進めたい」としている。

 5万円を寄付したという市議は「実績と功績に対する敬意の気持ちだったが、迷惑をかけてはいけないので寄付を取り消したい」と話した。