円相場が急落し、約20年ぶりの安値水準に達した。3月以降で10円以上も円安が進み、輸入物価の上昇の影響を受ける企業からは悲鳴が上がっている。ただ、政府や日本銀行に円安に歯止めをかける手は乏しく、市場では1ドル=130円近くまで円安が進むとの見方も出ている。
約20年ぶりの安値圏に突入したきっかけの一つは日本銀行総裁の発言だった。
「強力な金融緩和を粘り強く続けることで、感染症からの回復途上にある経済活動をしっかりと支える」
13日午後3時15分すぎ…
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