追悼式は「母の日」 いつもそばに感じる母の思い 受け止め生きる

有料会員記事熊本地震

堀越理菜
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 この日は母の日――。熊本市の冨永眞由美さん(63)は、6年前の熊本地震で亡くした母・津崎操さん(当時89)のネックレスと帯揚げを身につけて、14日の犠牲者追悼式に参列した。追悼式は改めて思いをはせる「母の日」だと思い、毎年参加している。

 4月16日の本震の後、冨永さんは寝たきりだった操さんらとともに車で近くの家電量販店の駐車場に避難した。椅子が完全に倒せない車内ではたんが絡み、操さんは次第に息が浅くなった。夜が明けて周囲が見えるようになってから病院に向かった。これ以上つらい思いはしてほしくないと、蘇生処置を断り、みとった。

 火葬場が被災したため、1週…

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