「エンジンかからない」気をもむ観光地 東北新幹線、全線再開に期待

有料会員記事

西晃奈、古庄暢
[PR]

 福島県沖の地震で一部不通となっていた東北新幹線が14日、約1カ月ぶりに全線で運転を再開した。本格的な春の行楽シーズン前の再開に、北東北の観光地は期待の声を上げる一方、新型コロナウイルスの感染拡大が、旅行需要の回復に冷や水を浴びせないか気をもんでいる。(西晃奈、古庄暢)

「まつり」に間に合い歓迎

 午前10時50分すぎ、JR新青森駅東京駅からの列車が到着すると、スーツ姿やキャリーバッグを引いた人たちが、次々とホームに降り立った。

 改札内では駅員ら約20人が整列し、「お待たせいたしました!」と書かれた横断幕を掲げて乗客を出迎えた。大宮駅から乗車した埼玉県川越市の男性(61)は「3月に定年退職したので、一人旅で来た。新幹線は運行本数が多くて便利で助かります」と話した。

 弘前観光コンベンション協会の白戸孝之専務理事は、全国から例年200万人以上が訪れる「さくらまつり」が始まる23日より前に、運転が全線で再開されたことを喜ぶ。

 「全線再開は当初20日前後だと聞いていたので、開会に間に合うか不安だった。本当にありがたい」

 昨年、まつりを訪れた観光客…

この記事は有料会員記事です。残り1180文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら