北摂のベッドタウンに無印のでっかい店舗オープン なぜ郊外?の戦略

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金子智彦
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 「無印良品」の関西最大級となる店舗が15日、オープンする。店ができるのは北摂のベッドタウン。なぜ、梅田や難波といった大阪の中心部ではないのか。

 新しくできるのは「トナリエ南千里アネックス店」(大阪府吹田市)。団地やマンションが立ち並ぶ千里ニュータウンの阪急千里線南千里駅から徒歩10分ほど。ショッピングセンターの1、2階に計4600平方メートルの売り場面積を誇る。ユニクロが東京に構える旗艦店に匹敵する広さだ。無印良品を展開する良品計画によると、店の広さではイオンモール堺北花田店の約4300平方メートル(カフェコーナーなどを含む)を抜き、関西一となる。

 雑貨や衣料品、食品、家具など無印良品のほぼ全ての商品約7500点を取り扱う。メインの客層と見込む家族連れのため、通路は幅約3メートルと広くとった。1、2階にそれぞれ自動販売機などを備えた休憩スペースを設けた。チョコレートクッキーなどを自由に詰められるお菓子のはかり売りも展開する。

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