大学入試で人気の総合型・学校推薦型選抜、コロナ下でどう対策?

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上野創、高浜行人
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 2021年度実施の大学入試の総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜(旧推薦入試)の志願者数が前年度を上回った。新型コロナウイルス下でも、前年よりは高校生が活動を増やせたことが要因とみられる。今年度も一定の制限が続く見通しだが、受験生や大学側はどう臨むのか。

 河合塾によると、21年度実施の総合型・学校推薦型選抜の志願者数は国公立は4万995人で前年度から811人減ったものの、私立は28万6195人で1万2404人増えた。募集人員はいずれも微増した。

 総合型・学校推薦型専門の個別指導塾「洋々」(東京都渋谷区)の江口輝亨ゼネラルマネジャーは、志願者数が増えた背景について「前年度に比べると部活の大会などの中止が比較的少なく、受験生が実績を残しにくいといった影響がやわらいだ」とみる。

記事の後半では、変わりつつある総合型・学校推薦型選抜向けの対策法や、今年度の入試の特徴などに触れています。

 ただ、受験生にとってはコロナ禍ならではの難しさもあったようだ。

「人と対話できないもどかしさあった」

 今年3月に洋々が開いた新大学生向けの「卒業祝賀会」。集まった約20人が大学生の先輩からリアルなキャンパスライフの話を聞いた。参加した安田理花子さん(18)は昨年12月、第1希望の筑波大の学校推薦型選抜に合格した。農業に興味があり、自宅の隣の農地で作物の成長を記録した経験などを志望理由書に書いた。

 理由書を書き上げるにあたり…

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