中学全国大会にクラブも参加 線引きは?課題多く、問い合わせ殺到

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松本麻美、編集委員・中小路徹
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 長らく日本のスポーツを下支えしてきた中学校の運動部活動が、大きな転換期を迎えている。これまで学校単位での参加が原則だった全国中学校体育大会(全中)に、地域のスポーツチームも参加できるようになる。歓迎の声が多いが、来年度からの「門戸開放」に向けた課題も多い。松本麻美、編集委員・中小路徹

迫るデッドライン、課題山積

 「地域スポーツ団体などの中学生の全中への参加を承認することを決定した」

 日本中学校体育連盟(中体連)が、都道府県連盟にそう通達したのは3月9日だった。同29日にスポーツ庁であった有識者らによる検討会議でも報告され、競技団体の参加者は「決断に感謝したい」と語った。スポーツ庁の幹部は「初めは難色を示していた中体連も議論のなかで方針転換してくれた。非常に大きな一歩だ」と話す。

 全中に、総合型地域スポーツクラブやプロクラブのユースなどのチームも出場できるようになるのは来年度から。中体連は、今年6月に指針を提示することを目指している。

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