自由で開かれた「中央アジア」 中ロ念頭に林外相が初めて打ち出す

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野平悠一
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 自由で開かれた中央アジア――。林芳正外相は15日、中央アジア5カ国の外相らとのオンライン会合で新しい言葉を使った。日本が外交戦略の中軸に据える「自由で開かれたインド太平洋」にちなんだもので、中国やロシアに接する中央アジアの国々に対し、法に基づく国際秩序の維持・強化の重要性を呼びかけ、連携を図る狙いがある。

 この日の「中央アジア+日本対話」では林氏が議長を務め、ウズベキスタンキルギスタジキスタンカザフスタントルクメニスタンの外相らが出席した。林氏は「『自由で開かれた中央アジア』が、国際社会のパートナーと協力しながら法の支配に基づく国際秩序を維持・強化し、持続可能な発展を目指す時代に入った」とあいさつ。中央アジアの発展への協力を継続する考えを表明した。

 日本外務省によると、日本政府が「自由で開かれた中央アジア」との言葉を用いたのは今回が初めて。2016年に当時の安倍晋三首相が打ち出した、法の支配や民主的な価値に基づく「自由で開かれたインド太平洋」構想になぞらえた。

 「自由で開かれたインド太平…

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