ウクライナ軍の死者「2500~3000人」 ゼレンスキー氏が説明

ウクライナ情勢

ワシントン=高野遼
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 ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、首都キーウ(キエフ)で米CNNのインタビューに応じた。ウクライナ軍の死者数について「我々の把握している限りでは2500~3千人だと考えている」と述べた。さらに1万人の負傷兵がおり、「何人が生き残れるか分からない」とも語った。

 ゼレンスキー氏は、民間人の犠牲者数は不明だと説明した。南部ヘルソンや南東部マリウポリなどの都市はロシア軍によって封鎖されており「その地域で何人が亡くなったかは分からない」という。またロシア軍の死者数はウクライナ軍より多く「1万9千~2万人だ」と述べた。ロシア国防省は3月下旬時点で、ロシア軍の死者数は1351人だと発表している。

 またゼレンスキー氏は、ロシア軍が核兵器や化学兵器を使用する可能性について「私だけでなく、世界中の国々が懸念を抱くべきだ。恐れる必要はないが、備えが必要だ」として警戒を呼びかけた。(ワシントン=高野遼)