自民・茂木氏「立憲の泉代表、他党の批判の前に反省と説明を」
■自民党・茂木敏充幹事長(発言録)
日本国内で最初にコロナ感染者が発見されたのが一昨年の1月。あれから2年以上が経つ。2年間の経験を踏まえると、「ゼロコロナ」がいかに非現実的かが明らかになっているのだと思う。立憲民主党の泉健太代表は、他党のことをああだこうだと、いろいろと最近言っているようだ。批判をする前に、自分の党の間違いについて、きちんと反省をし、国民にも説明をすべきではないか。他人の批判ばかりして全く建設的な意見を言わない。だから支持率が低下するんじゃないかなと思っている。この夏の参院選、絶対に負けられない。批判ばかりの野党に政権をゆだねるわけにはいかない。(仙台市内の自民党の会合で)
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- 【視点】
選挙が近づくと与党からこうした「批判ばかりの野党」批判が目立つようになりますが、決してどっちもどっちではありません。少なくとも二点注意が必要です。 まず議院内閣制の戦後日本において、ほとんどの場合首相は与党第一党の党首が兼ねており、ほか