「地球規模で見てもらう仕事しか」 ディーン・フジオカのプロ意識

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上田真由美
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 「五代様」といえば、ディーン・フジオカ。知る人ぞ知る存在だった明治期の実業家を、NHK連続テレビ小説大河ドラマで演じ、光をあてた。このディーンが、23日からドラマ「パンドラの果実」(日本テレビ系、土曜夜10時)で演じるのは、最先端科学に挑む警察官僚だ。

 「企画をたてる段階で、どうやって地球規模で見てもらうかという設計がなされていない仕事はやりませんと言っているので」

 取材は、圧倒されて始まった。NHK連続テレビ小説「あさが来た」で空前の五代友厚ブームを巻き起こし、「モンテ・クリスト伯」「レ・ミゼラブル」などフランスの名作原作のテレビドラマ化の主演で強い印象を残し、「シャーロック」(いずれもフジテレビ系)では名探偵シャーロック・ホームズのシリーズを原案に、軽快に「月9」のミステリアスな探偵を演じた。

 今回出演する「パンドラの果実」は、中村啓のSF小説が原作。科学技術と倫理の間で揺れる難しいテーマを、軽やかなエンターテインメントとして描く作品で、ディーンは最愛の妻を亡くした警察官僚、小比類巻祐一を演じる。小比類巻は科学は人類を幸せにしてくれると信じながら、「科学犯罪対策室」で最先端科学技術にまつわる事件に向き合う。

 演じる天才肌の警察官僚とリンクするのかどうか、一つ一つの仕事へのこだわりが垣間見えたのが、冒頭の発言だ。

 「地球規模で考えるのは、い…

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