「プラス要因ない」「ここが限界」 原材料高に円安…ぬぐえない不安

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大下美倫、小川聡仁
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 原油価格の高騰に円安が重なり、兵庫県内でも商品やサービスの値上げが相次いでいる。なじみのソウルフードをはじめ、「整(ととの)う」と近年ブームのあの施設も。ウクライナ情勢の影響は家計にも忍び寄り、先の見通せない経済に店の不安は晴れない。

 神戸・三宮の飲食店街では3月ごろから、「価格改定のお知らせ」と書かれた貼り紙を店先でよく見かけるようになった。

 市内を中心に8店舗を構える中華料理店「三宮一貫楼」。神戸のソウルフードの一つ、名物の「豚まん」を4月から210円から230円に、「水餃子」を425円から440円に値上げするなど、計15商品の価格改定に踏み切った。

 担当者によると、小麦粉や砂糖、玉ねぎといった原材料のほか、包材なども軒並み値上がりしたことが理由だという。

 新型コロナや、ロシアのウクライナ侵攻で世界の小麦の供給が不安定になったことが大きく影響した。

 担当者は「これらに加えて今回の為替があり、本当に厳しい。プラスとなる要因が何もない」と嘆く。

 「価格改定は心苦しいが、自分たちを守るすべとしてしょうがない」

     ◇

「整う」あの場所にも

 文房具を販売するナガサワ文…

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