弘前24時間走選手権、5月に初開催

小幡淳一
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 時間内に走った距離を競う「第1回弘前24時間走 48時間走選手権」が5月20~22日、青森県弘前市で開かれる。2年前から計画されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で実施が見送られていた。夜間走るのは初めてのランナーはもちろん、国際レベルのエリート選手にも対応。実力に見合った挑戦ができ、全国から注目が集まっている。

 主催は、ランニングなど生涯スポーツの普及と振興を通じ、健康的で明るい社会をめざすNPO法人「スポーツエイド・ジャパン」(埼玉県毛呂山町)。

 太平洋から川沿いに日本海へと520キロを行くフットレース「川の道」や、青森から下関まで日本海側の1550キロを進む「本州縦断フットレース」など、全国各地で特色ある長距離レースを開いている団体だ。

 今回のレースは、48時間走と24時間走、12時間走と100キロの4種目。定員は24時間走が100人、ほかは50人ずつの計250人。

 スタートは48時間走が20日、24時間走が21日で、いずれも午前11時。市運動公園(弘前市豊田2丁目)の陸上競技場と外周ランニングコースを組み合わせた1周1・16キロメートルのコースを周回する。

 参加条件は新型コロナ対策として、ワクチン接種やPCR検査があるものの、過去の実績による資格制限はなく、誰でも参加できる。エイドステーションでは、筋子ご飯やつがる漬、海鮮の汁物といった地元の飲食物を、時間ごとに提供するという。

 一方、実力派にも対応。自己記録が条件を満たせば、専属でサポートを受けられるハンドラーをつけられる。エイドで食事や飲み物の提供を待つ時間がなくなるため、記録を狙うランナーにとっては欠かせないシステムだ。

 開催の可否は、コロナの感染状況などをみて最終的に判断するが、参加希望を受け付けている。

 参加料は24時間走が1万6500円(ハンドラー希望は2千円追加)、48時間走は2万4千円(同3千円)、そのほかは1万円。参加賞は地元の特産品を予定している。

 エントリーや日程は、スポーツエイド・ジャパンのホームページ(https://sportsaid-japan.org/別ウインドウで開きます)。(小幡淳一)

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 スポーツエイド・ジャパン代表の舘山誠さんの話

 コロナ禍で大会開催がままならない状況が続いているが、社会貢献活動を停止してはならないと考え、各地で開催可能な大会づくりに努めている。

 今回のレース会場は、民家から離れた公園の周回コースで、徹底した感染予防対策を講じて開催する。実現できれば、社会と経済、人々の心の健康を守ることにもつながる。

 弘前は幼少時代を過ごした思い出の地。暑からず、寒からず、日の長い5月下旬に、十分な環境の中で思う存分走ってほしい。