嘉麻市長選は現職赤間氏が3回目の当選 新庁舎建設などの実績を強調

徳山徹
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 福岡県嘉麻市長選は17日投開票され、無所属現職の赤間幸弘氏(59)=自民、公明推薦=が無所属新顔で前飯塚市教育長の西大輔氏(65)を破り、3選を決めた。当日有権者数は3万616人、投票率は48・94%(前回49・44%)で過去最低。

 嘉麻市は、県によると高齢化率が40%で、県内29市のなかで最も高く、人口減少が進む見通し。厳しい現状も踏まえ、市政の継続か刷新かが問われた。

 赤間氏は飯塚医師連盟など約350の企業や団体などの推薦を受け、後援会がフル回転。街頭演説では、新庁舎建設により「4庁舎を維持した場合と比べると20年で150億円の削減効果がある」などと、2期8年間の実績を強調した。

 16日には地元選出の麻生太郎自民党副総裁が事務所前で応援演説した。

 西氏は、義務教育学校を巡る官製談合疑惑の徹底解明を訴えた。この問題で市議会に設置された百条委員会は、赤間氏らを地方自治法違反(虚偽陳述)の疑いで告発するべきだとした。赤間氏はインターネットで「疑惑を持たれるようなことは一切していない」と切って捨てる一方、街頭演説などではほとんど触れず、争点にはならなかった。

 西氏は市財政の健全化なども訴え、交通の要所で早朝からあいさつする「朝立ち」を繰り返すなどして知名度のアップを図ったが、及ばなかった。(徳山徹)

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