都会のマンションで導入、「防災当番」とは 災害時の共助の切り札に

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浅野真
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 「地区防災計画」という言葉を聞いたことがありますか? 災害時にどう対応するかを定めるため、住民たちが自ら作る防災対策です。住民の防災意識を高めたり、災害時の役割分担が明確になったりと、「共助」を促す枠組みとして注目されています。

輪番の「フロア担当」が安否確認 高まる意識

 「防災フロア担当」。東京都江戸川区臨海部にあるマンション「アリーナコースト」(432戸)には、ちょっとなじみのない当番が各戸に回ってくる。災害時に、自分が住むフロアの住民の安否を確認するのが役割だ。当番は3カ月間で、不在の際はマンションの災害対策本部が担う。

 管理組合で防災委員長を務める縄義生さん(62)は「負担感が少ないので、皆さんも快く引き受けてくれる。担当が替わるごとに説明会も開く」と説明する。

 このマンションは、東日本大震災をきっかけに防災委員会を立ち上げた。40回以上の会議を重ねて「アリーナコースト地区防災計画」を作り、昨年4月に江戸川区に提出した。管理組合の運営さえままならないマンションが多い中、地区防災計画まで作るのは珍しい。

 防災計画には、輪番制の防災…

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