BBCも取り上げたイカキング、賛否両論だったけど…1年後の効果

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小島弘之
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 能登半島の先端に近い石川県能登町の観光施設に昨年4月、人を呼び込む「目玉」として、町が設置した巨大イカのモニュメント。愛称は「イカキング」。予算の大半に国の新型コロナ対応の交付金を充てたことで批判を浴び、海外でも取り上げられた。設置から1年。どのような効果をもたらしたのだろうか。

 全国有数のスルメイカの水揚げ量を誇る能登町は、コロナの先行きが見えなかった2020年7月、終息後を見据えた観光誘客や、イカの知名度向上につなげる「目玉」をつくろうと、巨大モニュメントの設置を決めた。イカの魅力を伝える町の観光施設「イカの駅つくモール」に設置し、昨年4月にお披露目された。

 モニュメントは全長13メートル、高さ4メートル、重さ約5トン。予算は約2700万円。そのうち、9割超の約2500万円分を国のコロナ対応の臨時交付金でまかなった。すると、「医療に充てるべきだ」、「税金の無駄遣い」などと疑問視する声が相次いだ。ついには、英BBCやNYタイムズにも取り上げられた。

神奈川から来た「イカマニア」

 町の担当者は「最終的にはポ…

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