第2回厳しい表情でデモ行進する高校生、探しあてた彼女の意外な答え

有料会員記事沖縄・本土復帰50年

真野啓太
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 沖縄が日本に復帰した1972年5月15日、那覇市中心部に数千人の県民が集まり、復帰に反対するデモ行進をした。機動隊員が警戒する物々しい雰囲気の中、横断幕を手に堂々と歩く女子高校生がいた。手前の高校生は、大きな黒い瞳で真っすぐ前を見つめている。

 この高校生が写った写真が朝日新聞社に15枚ほど残されている。どれもみけんにしわを寄せた、厳しい表情に見える。会社の同僚は「うちなーんちゅ(沖縄人)の怒りが伝わる」と評したが、彼女は実際のところ、怒っていたのだろうか。

沖縄1972ー写真でたどる日本復帰50年ー

1972年5月15日、長い米国の統治を経て、沖縄が日本に復帰しました。激しい変化にもまれる人々の姿を朝日新聞のカメラが収めていました。半世紀がたった今、あなたはどこにいて、何を思うのでしょう。

 セーラー服を手がかりに、探すことにした。

浮かんだ名前「数年前に…」

 高校生は「全沖縄高校生統一…

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