多久聖廟で「釈菜の舞」あでやかに

野上隆生
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 儒教の創始者、孔子をまつる佐賀県多久市の多久聖廟で18日、春の「釈菜(せきさい)」があった。聖廟イベント広場では、地元の市立東原庠舎(とうげんしょうしゃ)西渓校の生徒で中学2年にあたる8年生25人が、あでやかな衣装に身を包み「釈菜の舞」を披露した。

 釈菜は、ギンナンやセリ、キジの肉、栗、甘酒などを、細やかな式順に従って孔子と4人の弟子に供える儀式。「伶人(れいじん)」と呼ばれる雅楽隊の市職員が曲を奏でるなか、明時代の装束の横尾俊彦市長らが祭官を務めた。

 1708年の創建以来、毎年春と秋に行われる伝統行事で、県の重要無形民俗文化財に指定されている。今秋は10月23日(日)に開催される。野上隆生