米、ウクライナ軍への関与強める 訓練「具体的に求めてきたもの」

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ワシントン=清宮涼
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 ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、米国防総省のカービー報道官は18日、米軍がウクライナ軍の兵士に対し、榴弾(りゅうだん)砲の使い方の訓練を数日以内に始めると明らかにした。ウクライナ東部での戦闘の激化に備え、米国はウクライナへの軍事支援を急いでいる。

 米バイデン政権は13日、ヘリコプターや155ミリ榴弾砲の提供などを含む8億ドル(約1千億円)の追加の軍事支援を行うことを表明した。155ミリ榴弾砲はウクライナ兵が使い慣れていない長距離砲だ。そのため、米軍がウクライナ国外で少数のウクライナ兵に対し、使い方の訓練を数日以内に始める。訓練を受けた兵士がウクライナに戻ってから、他の兵士に使い方を伝えるという。国防総省は具体的な訓練場所については明らかにしなかった。

 カービー氏は18日の会見で…

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