「全員スーツすぎる」新入生のSNSに反響続々 入学式で抱いた疑問

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石垣明真
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 「全員スーツすぎる」。大学の入学式に私服で出席した男子新入生が4月初め、ツイッターにそうつぶやいた。集まった「いいね」は約12万4千件。なぜ、この新入生はスーツを着なかったのか。そもそも、入学式ではスーツを着なければならないのか。

 ベージュのズボンをはいた投稿者の奥に、スーツ姿の新入生がずらりと並ぶ。添えられた言葉は「全員スーツすぎる」のみ。4月6日のツイートから約2週間で、「いいね」は12万件を超えた。

 つぶやいたのは、この4月から北海道大学札幌市北区)の総合理系に進学した1年生のあるこほーるさん(18・仮名)。

 あるこほーるさんによると、大学の入学式にスーツを着ていく「慣習」を知ったのは式の2週間前。親に「スーツはどうする」と聞かれたのがきっかけだったという。

男子入学生に話を聴くと、ある空気感に疑問を感じたことが、スーツを着ない要因となったようです。記事後半では、服飾の専門家の読み解きも紹介しています。

 だが、あるこほーるさんには…

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    内田良
    (名古屋大学准教授・教育社会学)
    2022年4月21日9時46分 投稿
    【視点】

    そもそも入学金・授業料で、多額の私費負担が求められる入学期。 しかもスーツは入学式以外はほとんど着ない。持続可能性からしてもあまり望ましい状況とは思えません。 4年間が多様な私服であることを前提とするなら、入学式もスーツ以外の私服で、気

  • commentatorHeader
    遠藤謙
    (エンジニア)
    2022年4月20日19時54分 投稿
    【視点】

    大勢のスーツの中に非スーツがいることの違和感よりも、他の人との差別化を図るツイートと、それにいいねが集まる社会構造の方が最近は違和感を感じてしまう。そもそも他の人と同じ格好でコミュニティーに属している安心感を得たいという感覚は人間として至っ