思い出はなくならない 池袋事故3年、「2人の死に向き合う」決意

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大山稜
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 東京・池袋で車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女の莉子ちゃん(同3)の母子2人が死亡、9人が重軽傷を負った事故から19日で3年。妻子を失った松永拓也さん(35)はこの日、発生時刻の午後0時23分に合わせて事故現場近くの慰霊碑で約1分間、手を合わせた。

 車を運転していた飯塚幸三受刑者(90)は昨年9月に禁錮5年の実刑判決を受け、1年近く続いた刑事裁判は終結した。

 亡くなった2人の遺族として裁判に参加し続けた拓也さんが判決後に抱いたのは、むなしさだった。「真菜と莉子は絶対に帰ってこないし、自分の生活は何も変わらない」。悲しみでも憤りでもない、やり場のない感情。「裁判に何の意味があったのか」と考えてしまうこともあった。

 判決から2カ月が経ったころ…

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